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第48回

高松宮記念

【G1】

2018年 3月25日(日)中京競馬場 1200m芝

激戦に名乗りを上げた登録馬の中から
鈴木健一の脳が導き出す現時点での「殿堂馬」を公開

キングハート  ビップライブリー 
シャイニングレイ ファインニードル
ジューヌエコール フミノムーン
スノードラゴン モーニン
セイウンコウセイ ラインスピリット
セカンドテーブル ラインミーティア 
ソルヴェイグ  リエノテソーロ
ダイアナヘイロー  レッツゴードンキ
ダンスディレクター  レッドファルクス
ナックビーナス レーヌミノル
ネロ ブリザード
ノボバカラ

※現時点での「殿堂馬6頭」です、最終的な結論は毎週の「殿堂馬」で公開します。

電撃の短距離王へ
高松宮記念攻略戦

2018年3月25日(日)に開催される高松宮記念、
あなたがこのレースを攻略し的中を勝ち取るために、
【競馬の殿堂】鈴木健一による現時点での予想見解を公開。

「予想の結論」はいつも通り殿堂馬として公開しますが、
ここではその結論に至るまでの経緯を「鈴木健一の脳」としてお見せします。

出走馬が確定する前段階の予想、実はその中に、
予想構築する際の「考え方」が濃縮されているからです。

競馬を予想する時、鈴木健一は何を考えているのか?
あなたが予想構築する際の判断基準として活用してください。

どんな戦いになる?

春の短距離王決定戦。電撃の6Fを制する馬はどの馬か、
新興勢力の台頭が頻発するレース、それが高松宮記念です。

新興勢力の台頭が良くある春のスプリント王決定戦、高松宮記念。
今年はどんなドラマが待っているのか目が離せません。

「短距離王は譲らない」とこの舞台に駆け上がってきたスピード自慢たちは、、、 2歳時に期待されていたものの怪我に泣き復活にかけるシャイニングレイ、10歳ながらまだまだ元気、昨秋スプリンターズSで上がり2位タイの4着と衰えを感じさせない走りを見せたスノードラゴン、前走は復活を思わせる2着の走りを見せつけ連覇を目指すセイウンコウセイ、ここで久々の重賞勝ちを飾りたいセカンドテーブル、高松宮記念前にケガで泣き続けたがいよいよ登場ダンスディレクター、前哨戦シルクロードS完勝で勢い充分なファインニードル、2015年桜花賞馬だが去年の国内スプリントG1では2着続きの雪辱を晴らせるか、いざ3年ぶりのG1レッツゴードンキ、去年の桜花賞馬も負けてはいられないレーヌミノル、昨年の最優秀短距離馬レッドファルクスなど、そうそうたるメンバーが府中の砂の上で激突します。

春の短距離王決定戦。電撃の6Fを制する馬はどの馬か、
新興勢力の台頭が頻発するレース、それが高松宮記念です。

どうやって攻略する?

軸馬に「ハイペースでも内で我慢できて一瞬の脚が使える先行馬」を据え、 相手馬に「並ばれても垂れない先行馬、差し馬、追込馬」を据えて勝負。

高松宮記念が開催される中京1200mは、、、
向正面スタートのワンターンのコース、
第3コーナーまでの距離は315mと長くなく、
各陣営が狙いに来るG1という事で先行争いは激化しペースは速くなります。

そして第3、第4コーナーはヘアピンカーブ、
最後の直線は長く途中に急坂もあります。

これだけ見ると「差し馬」「追込馬」有利に見えますが、
短距離戦という前が残りやすい傾向も忘れてはいけません。

前を走る先頭集団の一頭が一瞬の脚で前に出る展開になると、
他の集団の馬は着いて来られなくなり、その場で戦意を失ってしまう事が多く、
そんな展開がハマれば勝負はついたも同然です。
つまり、ハイペースでも内で我慢できて瞬発力のある先行馬を軸に据えるべきでしょう。

相手にはその馬に潰された前の馬を尻目に、
後半ペースを上げていく「差し馬」「追込馬」を狙いたいですね。
並ばれたり抜かれたりしても垂れない(スタミナ切れしない)先行馬にも要注意です。

近年、中京の短距離は高速馬場化しているので、
持ち時計にも注意して予想するようにしましょう。

軸馬に「ハイペースでも内で我慢できて一瞬の脚が使える先行馬」を据え、 相手馬に「並ばれても垂れない先行馬、差し馬、追込馬」を据えて勝負。

特注産駒:
キンシャサノキセキ、
オレハマッテルゼ

特注騎手:
福永祐一、
川田将雅

産駒面で見ると、、、

キンシャサノキセキ産駒の複勝率 34.4%
オレハマッテルゼ産駒の複勝率 50.0%

オレハマッテルゼ産駒に関してはサンプル自体が少ないですが、それでも複勝率50%は高い適性と判断できます。
キンシャサノキセキ産駒は単勝回収率235.9%と妙味あり。
反して成績が悪いのがキングカメハメハ産駒で、複勝率16.0%と不振。
実績のあるレッツゴードンキはともかく、スピード一辺倒のキングカメハメハ産駒では厳しいという結論です。

騎手面で見ると、、、

福永祐一、川田将雅

中京と言えば名前が挙がるのは福永騎手、それだけ信頼して良いのではないでしょうか。 そしてもう一人挙がるのが川田騎手。 期間内の勝率25%、複勝率33.3%は流石としか言いようがありません。 その他にも藤岡騎手、幸騎手、秋山騎手も好成績で、 外国人騎手はここでは良い成績を残していないといデータが出ています。

シャイニングレイ
怪我で長期戦線離脱していて6歳で未だ8戦しかしていない。2歳時は1戦1勝で臨んだホープフルSで快勝、本気で走ったのは終いの50m程度だろうと思わせる強烈なインパクト。怪我の前に臨んだ弥生賞では馬場入場で鞍上を振り落とすほど入れ込んでおり、レース中も折り合いを欠き直線失速で大敗。それでも当馬の全レースを見るとスピード能力は確かなもので、早熟馬ほど適性距離が短い印象があるが、復活してから短距離で一気に開花。CBC賞での豪脚は圧巻の一言。同じ舞台の今走は否が応にも期待が高まる。前走も引っかかっていたものの、ペースが上がりそうな高松宮記念では上手く折り合えそうな雰囲気。あの豪脚をもう一度見たい。
セイウンコウセイ
言わずと知れた昨年の覇者。「コースが勝ち馬を選ぶ」という競馬の格言があるように、今年も無視できない存在。枠、展開、斤量、全てにおいて厳しい競馬をさせられていた近走を払拭するかの如く、前走は休養後いきなりの2着。逃げて2着なら去年のように「タメてタメて走れば本番は?」と考えたくなる。連覇へ向け態勢は万全だろう。
セカンドテーブル
良くも悪くも無視されやすい一頭ではあるが、こういう馬こそ忘れたころに一穴あけにやってくるものだ。マークされながら走れるほど存在感は強くないが、実力は上位といったイメージの馬。巧く出て粘り込む競馬でここも一波乱起こして欲しい。
ファインニードル
昨秋も前哨戦を快勝し本番へ向かったものの12着と惨敗。これだけ見るとG2大将のイメージも付いてしまいそうだが、前回とは優位脚質が違う点で、今回こそ期待したい。秋は外枠に泣かされ脚がたまらなかった印象で、力負けとは思えない走りだった、だからこそ、今回こそは決めたい。
レッツゴードンキ
牝馬にしては珍しく「旬を感じさせない馬」、逃げた桜花賞から次の勝ちまで期間が開いたものの、脚質転換に時間がかかっただけの話。近走では差し馬のイメージがすっかり定着し、去年は春の高松宮記念、秋のスプリンターズSで両方2着。勝ち切れないという面こそあるものの、それでも充分な力は示している。誤解を恐れず言えば、ダート界最高の舞台フェブラリーステークス(G1)を使って「ダート調教」をしたとみれば、直線長く急坂のあるパワーコースの今走こそ、本領発揮なのであろう。
レッドファルクス
現代の短距離馬と言えばこの馬。様々なメディアで取り上げられているこの馬の経歴を話す必要はないだろうが、前走を不安視するのであれば、それはやめておいた方がいいだろう。格下相手に3着、そこだけ切って取れば物足りなさを感じるものの、休み明け、そして内に入りすぎて追い出しが遅れた致命的なレースであった。そんな中でも勢いは完全に他馬に勝っており「負けながら強さを証明した」という印象。鞍上が戻る今走に期待が高まる。昨年の最優秀短距離馬が秋春制覇へ挑む。

電撃の短距離王へ
高松宮記念攻略戦

激戦に名乗りを上げた登録馬の中から
鈴木健一の脳が導き出す現時点での「殿堂馬」を公開

キングハート  ビップライブリー 
シャイニングレイ ファインニードル
ジューヌエコール フミノムーン
スノードラゴン モーニン
セイウンコウセイ ラインスピリット
セカンドテーブル ラインミーティア 
ソルヴェイグ  リエノテソーロ
ダイアナヘイロー  レッツゴードンキ
ダンスディレクター  レッドファルクス
ナックビーナス レーヌミノル
ネロ ブリザード
ノボバカラ

※現時点での「殿堂馬6頭」です、最終的な結論は毎週の「殿堂馬」で公開します。